セファランチン
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セファランチンの有効成分であるタマサキツヅラフジ抽出アルカロイドを含有するツヅラフジ科植物のタマサキツヅラフジは、 台湾の標高700mの山地に自生し、古くから原住民により蛇咬傷時の民間薬として珍重されていた。
1914年に当時、台北帝国大学教授の早田文蔵博士がこの植物を「台湾植物図鑑」に学名 「Stephania cepharantha Hayata」として発表し、 1917年に「玉咲ツヅラフジ」と命名した。 セファランチンは、その後1934年に近藤平三郎博士(当時東京帝国大学教授)らによって、玉咲ツヅラフジから抽出分離された。
1942年に医薬品として承認され、現在は1995年の再評価の結果、効能 ・効果として放射線 による白血球減少症(内服・注射)、円形脱毛症・粃糠性脱毛症(内服・注射)、滲出性中耳カタル(注射)、まむし咬傷(注射)に改訂された。
効能・効果
- セファランチン 末1%、
錠1mg - 放射線による白血球減少症、円形脱毛症・粃糠性脱毛症
- セファランチン 注10mg
- 放射線による白血球減少症、円形脱毛症・粃糠性脱毛症、滲出性中耳カタル、まむし咬傷
特徴
- ①セファランチン各製剤は植物より抽出したアルカロイド製剤である。
ツヅラフジ科タマサキツヅラフジの塊根より抽出、精製されたビスベンジルイソキノリン型(慣用名:ビスコクラウリン型)アルカロイドである。 - ②主な成分は、セファランチン、イソテトランドリン、シクレアニン、ベルバミンであり、 構造式も明らかになっている。
- 副作用の概要
- 本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
- 重大な副作用(頻度不明)
- セファランチン 末1%、セファランチン 錠1mg、セファランチン 注10mg共通
ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーをおこすことがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、じんま疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
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